高尿酸血症|いでハートクリニック【大阪府吹田市の循環器内科、内科】

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高尿酸血症

高尿酸血症|いでハートクリニック【大阪府吹田市の循環器内科、内科】

高尿酸血症とは

 細胞内の核に含まれるプリン体が分解される際に生じる老廃物の尿酸が過剰に産生されるか、尿中への排出力が低下することによって血液中の尿酸が高い状態が続くと血液に溶け切らなくなった尿酸が結晶化し体内に蓄積します。この状態を高尿酸血症といいます。

高尿酸血症には

  • ・尿酸の排泄がうまくいかないタイプ
  • ・体内で尿酸を作りすぎてしまうタイプ
  • ・両者の混合タイプ

の3つがあり、日本人は排泄がうまくいかないタイプが多いとされています。
 女性ホルモンには腎臓からの尿酸の排泄を促す作用があるため、患者様の大半が男性です。しかし女性や子どもが罹患しないわけではありません。

 

 尿酸値は6mg/dl以下にコントロールすることが望ましいとされています。
尿酸値が7mg/dl以上になると高尿酸血症と診断されます。
9mg/dl以上になると、合併症(腎障害・高血圧・糖尿病・肥満など)を伴うものについては薬物療法を含む早期治療がすすめられます。

 

 症状

 尿酸値が高いだけでは症状はありません。しかし結晶化した尿酸が関節などに蓄積していきます。
蓄積した尿酸の結晶は体が異物として認識するためにそこで炎症が起き、これが痛みとして感じられるようになります。これが痛風です。
痛風は「風があたっただけでも痛い」と言われるほど激しい痛みの出る病気で、発作は数日続きます。

 また痛風発作によく似た病気があります。その1つが偽痛風です。主に膝を中心とした強い関節痛が特徴で、尿酸の結晶ではなくピロリン酸カルシウムが関節に蓄積し炎症を起こすのが原因です。

 これらはレントゲンや関節内の成分を調べることで診断できます。

 ほかにも、尿酸が腎臓にたまって結石ができると背中に痛みが生じ、結石が尿管や膀胱に移動するとその場所で炎症が起きて激痛を生じます。これを尿路結石といいます。

 

 高尿酸血症の代表的な合併症は痛風ですが、近年の研究では高尿酸血症が動脈硬化の進行に大きく関係しており、心筋梗塞や脳梗塞といった生命にかかわる合併症の原因となることが明らかになっています。

 

 原因

・アルコールの飲みすぎ

・プリン体の取りすぎ

・遺伝要因(尿酸を作りやすい、排泄する機能が弱いなど)

 

 検査

 当院では採血による血中の尿酸値測定を行います。痛風は特徴的な発作症状で診断ができますが発作時には関節に尿酸が溜まっているため血液検査では尿酸値が低くでることもあります。

 腎臓にできた結石はレントゲンで確認が難しいため超音波検査を行います。

 

 治療・予防

 高尿酸血症の治療・予防には食事療法がとても重要です。

  • ・プリン体をたくさん含む食品を避ける
  • ・過食を辞める
  • ・多量の飲酒(特にビール)を控える

ことが必要です。

 

 プリン体の多い食品は、レバー・あん肝などの内臓、いくらなどの魚卵などがあげられます。鶏肉、牛肉、豚肉といった肉類も一般的にプリン体を多く含むのですが尿酸は調理過程で水に溶けだすので生でたくさん摂取しなければそれほど影響はありません。

 無症状の高尿酸血症に対しては食事療法と、必要であれば内服治療も行います。
「尿酸を作らないようにする薬」と「尿酸を尿から排泄させて体外に出す薬」があり患者様のご病気にあわせてより安全で効果的なお薬を使い分けています。

 痛風に対しては、非ステロイド性抗炎症薬を使用し痛風発作時の痛みをとる事を優先します。

 

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