高血圧|いでハートクリニック【大阪府吹田市の循環器内科、内科】

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高血圧

高血圧|いでハートクリニック【大阪府吹田市の循環器内科、内科】

高血圧とは

 血圧が高い病態を高血圧といいます。喫煙に次いで死亡のリスクとなる最も重要な因子であり、適切に治療することによって健康な長生きにつながるとされています。しかし、適正に治療されている日本人の患者様は3割以下と報告されており、より細やかに患者様の高血圧治療に向き合うことが重要であると考えています。

 

 診察室で測定した血圧と自宅での血圧を区別して言われることが多いのでここでは診察室での血圧をベースにお話をさせていただきます。
 正常の血圧は上の血圧(収縮期血圧)120mmHg未満、または下の血圧(拡張期血圧)80mmHg未満とされており、上の血圧(収縮期血圧)140mmHg以上、または下の血圧(拡張期血圧)90mmHg以上を高血圧と定義されています。

 

 

 原因・検査

 9割以上は本態性高血圧といって原因が特定できない高血圧で体質(遺伝的要因)や食塩の過剰摂取、肥満などが組み合わさって発症します。

1割弱は原因を有する高血圧で主なものとしては腎実質性高血圧原発性アルドステロン症高血圧腎血管性高血圧睡眠時無呼吸症候群などがあります。

 原因を有する高血圧の頻度が少ないのはきちんと診断のために必要な検査がされていないのも理由の一つであると考えています。原因がわかってその原因が解除されれば高血圧としての治療を終了できる場合もあります。

 当院では細やかに検査を行い、高血圧の原因がないか丁寧な診療を心がけています。外来での検査としては必要に応じて血液検査やホルモン検査、腎臓に対する超音波検査の他、睡眠時無呼吸をチェックするために睡眠中の酸素を測定する検査を行います。

 

 症状

 基本的には血圧が高くなっても症状が出ることはありません。血圧によって頭痛やめまい、肩こりなどが起きやすくなることはあり得ますがこういった症状は血圧とは関係なしによく現れるものであり、こうした症状が出てしんどいことによって血圧が上がることも少なくないので実際には高血圧によって症状が出ていると診断するのはしばしば困難です。しかし、症状の有無に関わらず高血圧を治療することは重要です。

 高血圧の状態を放置していると血管の老化(動脈硬化)が進行したり、脳梗塞や心筋梗塞といったご病気につながるリスクが高まります。また、そういった病気を起こすと、麻痺(まひ)などが出現して後遺症を残したり命に関わる場合もあります。また、血管は全身に分布しており、血管の動脈硬化は全身に及びます。そして、大きなご病気になったときには既に動脈硬化が進行していることも多く、その時点から治療を始めても動脈硬化が元通りに戻ることは稀です。

 早期発見し・早期治療をお勧めします。

 

 治療

 治療に関してはまず第一に生活習慣の指導をおこないます。その上でも血圧の低下が不十分な患者様にはお薬での治療を行います。

 

指導に関しては6つのポイントがあります。

(1) 食事指導
 日本人の塩分摂取量はかつては1日に20g程度あり、脳卒中が今の10倍ほどありました。そういったことを背景に国の指導により食塩を減らすようになりましたが現在でも1日に10g以上の摂取量となっています。高血圧の治療においては1日6gを目標にする必要があります。

 

(2) 体重制限
 体重と身長より計算するBMI(Body Mass Index)という指標もよく使われます。

BMI=体重(Kg)÷身長(m)×2乗

で計算され、BMIは22が理想的とされています。
 BMIが25以上を肥満と定義し、生活習慣病になる確率が2倍を超えます。肥満の患者様の場合、だいたい4kgの減量で血圧の薬を一つ減らせるとも言われています。体重制限のためにはカロリーの制限や有酸素運動の組み合わせが重要と考えられています。

 

(3) アルコール
 お酒に関しては多量になると血圧を上げる作用があり、血管病を増やしてしまうといわれています。また、飲酒が多いと食事療法がおろそかになりやすく、体重が増加して血圧を上げてしまうことも少なくありません。
 適切なアルコール量は日本酒で1合、ビールでは500cc以下と言われております。

 

(4) 運動療法
 運動時には一時的に血圧が上がりますが、長期的に見ますと一般的に運動する人よりしない人の方が血圧は高いとされています。また、運動療法には平常時の血圧を下げる効果があることはよくわかっています。
 運動の種類としては筋肉トレーニングよりも動きのある歩行、ランニング、水泳が良いとされています。また、運動は軽めの方がよく、強い運動は急に血圧を上げてしまって事故が起こりやすいと言われています。こうした運動を継続することが血圧の治療を行う上で重要です。

 

(5) 喫煙
 喫煙については血圧との直接的な関連はありません。しかし、喫煙は動脈硬化の最も強力な危険因子であり、喫煙を続けていると血圧の治療をがんばっても動脈硬化の進行を十分に食い止めることができない可能性があります。
また喫煙は様々な癌(がん)の原因にもなり、元気に長生きをしていただくうえで禁煙は重要であると考えられます。

 

(6) 環境
 高血圧の患者様において冬の温度の変化は危険と言われています。トイレや浴室の寒さは注意が必要です。室内の環境について伺いながら、必要であればその指導も行っています。

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