細菌感染症
細菌感染症
感染症には、細菌が原因でおこる細菌感染症とウイルスが原因でおこるウイルス感染症(コロナウイルスやインフルエンザウイルス)があります。
細菌は、目で見ることはできない小さな生物で、乳酸菌や納豆菌のように私たちの体に役立つものもあれば、病気の原因となる細菌もあります。肺炎や尿路感染、腸炎、胆嚢炎など様々な細菌感染症があります。
特に、抵抗力が弱まっているときには細菌の感染を起こす可能性があります。ご高齢の患者様では抵抗力が弱まっている患者様も多いので注意が必要です。
細菌感染症といっても様々な感染症があるため、症状も様々です。
いつから・どのような症状が出たのかなどの問診をしてから必要な検査を行います。
・血液検査
・レントゲン検査
・尿検査
・CT検査
・超音波検査
これらの検査は当日結果が出るので細菌感染の有無や感染している部位の特定を行い、必要な治療をその日から開始します。
細菌感染症は抗生剤での治療が必要です。
更に、発熱などの症状に対して対症療法を行います。
基本的に内服治療を行いますが、
症状がひどい場合には当院で点滴治療を行うこともあります。
感染症対策は①持ち込まない②持ち出さない③広げないが原則です。
・手洗い、うがい、手指消毒の徹底
・咳エチケットや、マスクの着用
・免疫力を低下させないように体調管理(食事・運動・休息のバランス)
・室内ではこまめな換気、適度な湿度を保つ
・ワクチン接種
普段から意識して習慣化することが大切です。
♦高齢者の方は肺炎球菌ワクチンの公費助成も行っています。
詳しくはこちら→高齢者肺炎球菌ワクチン接種|吹田市公式ウェブサイト (city.suita.osaka.jp)