はじめまして、院長の井手亨(いでとおる)です。
大阪大学を卒業後、患者様を一番元気にできる診療科にと思い、心臓血管外科医として診療に従事してきました。特に術後の患者様のリハビリは回復を強く実感できる部分であり、リハビリに同席して患者様の状態を観察しながら激励するように心がけました。そして、その視点で感じた問題点を積極的に改善するように診療に活かすことで少しでも元気な状態で患者様に退院していただけるように取り組んでまいりました。しかし、実際には周術期という期間は患者様にとってあくまでも一部であり、同じ姿勢で患者様の一生に寄り添いたいという思いからクリニックを開業するに至りました。
高齢化に伴い、今後、心不全患者様は大幅に増加することが予想されています。そういった状況の中で、患者様が入院することなく元気に過ごしていただくために日常診療を提供するクリニックの役割は大きくなってくると考えます。心不全に関しては薬剤での治療のみならず、運動療法や食事療法を組み合わせた多方面からの専門的診療が重要であり、当院では専門医師と専門スタッフが力を合わせてよりよい医療の提供に努めてまいります。
地域の患者様の健康な長生きのためにスタッフ一同、真心を込めて診療させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。