
循環器内科
循環器内科
当院の循環器内科では、「胸の痛み」「動悸」「息切れ」など、心臓や血管に関わる症状を幅広く診療しています。
狭心症や心不全、不整脈、動脈瘤、下肢閉塞性動脈硬化症などの循環器疾患から高血圧や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病まで専門的な知識と検査機器を活かして、安心できる医療を提供しています。
循環器専門医と心臓血管外科専門医の両方の専門医資格を有しており、内科的視点と外科的視点の両方の視点で治療のご提案をさせて頂きます。院長の経歴はこちらからご確認ください。
大阪府吹田市に位置しており、北千里駅からも徒歩圏内です。吹田市・北千里・豊中・箕面の皆さまにご来院頂いております。
約160台の無料駐車場を有しており、車での通院にも便利です。
当院では心電図や超音波、血液検査などの設備を院内に完備し、ほとんどの検査結果をその日のうちに結果をお伝えできる体制を整えています(※症状や検査内容によっては後日となる場合があります)。
検査後は専門医がわかりやすく丁寧に説明し、納得のいく診療を心がけています。
心臓や血管の病気は、高血圧や脂質異常症、糖尿病といった生活習慣病がきっかけとなることが多くあります。
当院では、これらの病気の早期発見・管理にも力を入れ、合併症の予防に努めています。
医師だけでなく、看護師や管理栄養士など多職種が連携し、生活習慣の改善指導や服薬サポートなど、チーム全体で患者様を支える診療を行っています。
循環器診療も専門分野に分かれて日々技術の革新が進んでいます。最新の医療に日々触れている専門的な診療をご希望の方の為に院長の外来以外に専門外来を設けています。
※専門外来は日時が変更になる場合もありますので、ご希望の患者様は電話でお申し付けください。
担当:中野 智彰 医師(大阪大学 循環器内科)
→ 不整脈専門医による診療です。動悸や脈の不規則が気になる方や、アブレーション治療について詳しく相談したい方にお勧めです。
担当:三隅 祐輔 医師(大阪大学 心臓血管外科)
→ 心臓血管外科専門医による診療です。健診で心雑音を指摘された方や弁膜症で手術を勧められているがどうすべきか相談したい方などにお勧めです。
担当:渡邊 卓司 医師(大阪大学 心臓血管外科)
→ 小児~成人の先天性心疾患に対応します。先天性心疾患をお持ちの方の定期的な加療や症状の相談にお勧めです。
心臓や血管などの病気に関して専門的な診療を行なっております。
日常的に起こりやすい症状でも、詳細な検査を行なうことで重大な病気の早期発見につながることもよくあります。気になることがございましたら、何でもお気軽にご相談ください。
動悸の原因は様々ですが、不整脈など心臓の病気が隠れている可能性もありますし、場合によっては命にかかわる場合もあります。特に繰り返す場合や、息切れや胸の痛みなどの症状を伴う場合は循環器内科の受診をおすすめします。
息切れは心不全や弁膜症などの循環器疾患、喘息や慢性閉塞性肺疾患などの呼吸器疾患、貧血や甲状腺のご病気によって起こることがあります。特に階段の上り下りや横になると苦しい場合は要注意です。
運動時やストレス時に胸の圧迫感や痛みが出る場合は特に狭心症の可能性が高まります。悪化すると心筋梗塞につながることもあるため早めの受診をおすすめします。確定診断にはカテーテル検査や心臓CTが必要です、当院では心臓CTで狭心症をより詳細に診断することが可能です。
高血圧は自覚症状がないまま心臓病や脳卒中のリスクを高めます。放置すると動脈硬化が進行し、さらに血圧が上昇します。早期に診断・生活改善・必要に応じた治療を始めることが大切です。
主に心電図、心エコー(超音波)、レントゲン、採血、動脈硬化の検査(ABI/PWV)などを行います。症状に応じてCTやホルター心電図も実施します。検査の選択においては患者様のご希望も需要なポイントです。相談しながら検査内容を決定します。
循環器疾患の可能性があります。異常の種類によっては命に関わる場合もあるため、循環器内科で精密検査を受けることをおすすめします。
心臓エコーは胸にプローブを当てて行う検査で、痛みもなく放射線被ばくもありません。安心して受けられる検査です。30分~1時間程度で検査可能です。当院では大病院と同様に修練を積んだ臨床検査技師が検査を行います。
ABI(足首と腕の血圧比)やPWV(脈波伝播速度)という検査で血管の硬さを測ります。簡便に行える検査です。また併せて頸動脈エコー検査で首の血管を観察して動脈硬化の有無を評価する場合もあります。
生活習慣の改善でコントロールできれば薬を減らせることもあります。定期的な診察で調整していきます。
すべての不整脈が危険なわけではありませんが、突然死の原因となるものもあります。精密検査を行い症状や疾患に応じた対応が必要です。
治る場合もありますが、基本的には治るというよりもコントロールをしていく病気です。薬物療法やリハビリで症状を軽減し、症状を改善したり生活の質を高めることが可能です。
狭心症は一時的な血流低下、心筋梗塞は血流が完全に止まって心筋が壊死する状態で、より緊急性が高いです。
当院では多彩な検査結果に基づいた循環器専門医による診療と、多職種連携による生活指導や運動療法(心臓リハビリテーション)が可能です。
内科でも対応可能な場合はありますが、より詳しい検査や治療を希望される場合には循環器内科をおすすめします。
塩分を控え、野菜や果物を多くとるDASH食が推奨されます。減塩を意識した食生活を心がけましょう。尿検査で現在の塩分摂取量を予測することもできますのでそうした結果も参考に食事指導を行います。
禁煙、適度な運動、バランスの良い食事、コレステロール管理が基本です。定期的な健診も重要です。