狭心症と心筋梗塞について
- 2023年12月12日
- 症状・病気
狭心症と心筋梗塞はよく似た病気です。それは、どちらも心臓の筋肉に栄養を送っている冠動脈の病気であるためです。
狭心症とは
心筋に血液を行き渡らせる冠動脈が狭くなることにより、一時的に心筋が酸素不足に陥って胸の痛みや圧迫感を引き起こす病気です。
狭心症が悪化すると、心筋梗塞に至り突然死することもあります。もう痛みはないからと放置するのは危険です。
狭心症は心筋梗塞の一歩手前と言われています。そのため、早期発見と早期治療が非常に大切です。
心筋梗塞とは
前兆としては、強い胸の痛みや締めつけ感が代表的な症状であり、原因としては、動脈硬化の進行があります。
動脈硬化が進むとこぶ状に盛り上がり動脈硬化による粥腫破綻から血栓と呼ばれる血の塊ができるようになり、血栓で血管が詰まると心筋梗塞になる恐れがあります。
そうなると不整脈を起こしてしまう可能性もあります。
また、心筋梗塞になると全てではないですが、梗塞の範囲が大きくなればなるほど心臓の筋肉が壊死する範囲の広くなるので、心臓のポンプ機能は働かなくなり心不全を引き起こす場合があります。
症状の持続、異常を感じたら、重症になる前に早急な検査をおすすめします。
当院は土曜日・日曜日でも診療を行っております。気軽にご相談ください。
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